カフェの市場規模は右肩下がり。厳しい現実を生き抜くためには…

カフェの市場は右肩下がり CafeCircleの幸福論

カフェの市場は右肩下がり

カフェの市場は、1982年をピークに減少し、現在はピーク時の半分くらいにまで落ち込んでいます。

中でも、個人店の落ち込みは、固定電話の減少よりも顕著。

チェーン店など資本のあるカフェと高価格高付加価値型のカフェは、ここ数年微増し市場規模も横ばいになっています。

スタバやコメダコーヒーなど目立つ店舗が増え、インスタ映えの影響で20台のカフェ利用者は、増えているように感じます。マスコミの影響もあるでしょう。都内を中心とした一時的な流行店を取り上げ、「カフェブーム」などと言ったりしていますから。

一見、カフェは流行っているように感じますが、現実は違います。

個人経営の飲食店は3年以内に約半数以上が閉鎖

カフェなど自営業の飲食店は、1年で30%程度、3年以内に半数程度が閉店や業態変更してしまうというデータがある。別のデータによると「カフェだけに限ると3年以内に7割が閉店」。

10年以上続く自営業者は、僅か「3%」程度なのです。

つまり、『今日、100人がカフェをオープンしたら、10年後には3人か4人の人しか生き残っていない。』ということ。

「そんなに閉店してないでしょー!」と思うかもしれませんが、考えてみてください。

新規オープンのお店って頻繁にあると思いませんか?

新規オープンするということは、前のお店が閉店したということです。

空地に店舗を建築してお店を作る、元々は飲食店ではない物件や家を改築して飲食店を作るなどのケースもありますが、多くは元飲食店の空き物件を改装して、カフェなどにしています。

「1店舗開業したら、1店舗閉店する」くらいのイメージ。2~3年で半分が閉店は納得の数字ではないでしょうか。

残念ながら、お付き合いのあるカフェでも1~3年程度で閉店してしまったお店は少なくありません。

マスコミが取り上げたカフェや業界誌のカフェスイーツ、カフェ&レストランなどに載ったお店でも残念ながら閉店しています。一時的に流行っているカフェ、行列が出たカフェも数年で潮が引けたりしています。

カフェの店舗数はコンビニより多い?!

カフェの店舗数は、コンビニ大手3社(ローソン・セブンイレブン・ファミリーマート)のコンビニの1.5倍以上あります。

多いと思いませんか?

現代社会でコンビニより多い数のカフェが必要でしょうか?

いやいやコンビニの2倍以上は必要でしょうー。という人がいるかもしれませんが、私は現状のカフェの店舗数は多すぎると思っています。

カフェの市場規模は縮小。それに対して、家庭で本格的なコーヒーや紅茶を楽しむ人は年々増えている。

この状況では、暇なカフェがが多くても仕方ない。お客さまの需要よりも供給(店)が多いわけですからね。

カフェの市場規模は大きく縮小

自営業のカフェが閉店する3つの理由

  1. カフェが多すぎる
  2. カフェが好きじゃなかった
  3. 売上げ、利益が低い

カフェが閉店する理由「1」カフェが多すぎる

自営業のカフェや飲食店が閉店する理由は、一つは店が多すぎること。

前述のようにコンビニ多いのですから。

「実力がない」「集客をしない」お店は閉店しても仕方ない。というか、多すぎるのですから、ある程度減ったほうが世の中のためです。

カフェが閉店する理由「2」カフェが好きじゃなかった

残念ながら、この理由、思いのほか多いです。

この声は何人もの人から聞いています。

自分が好きなことって分からないものです。「好きだと思っていたけど、違っていた」というのは、カフェに限らず結構聞きます。

例えば、「〇〇が好きだと思ってたけど、実は人が集まる場所が好きなだけだった。」とか…。

飲食業は、しんどい仕事です。

飲食業しかしたことがない人は気が付きにくいのですが、他の仕事をやったことがある人の場合は、必ず思うはず。

肉体的、精神的にしんどい。

だから、好きじゃないと続かない。

だけれども、好きだけでも続かない。

「好き+利益」が飲食業を続けるポイントではないでしょうか。

カフェが閉店する理由「3」売上げ利益が低い

閉店する最大級の理由は「売上が低い」=「利益が出ない」→「赤字」でしょう。

「飲食店が閉店する理由は、売上げじゃない。」という人がいます。「体を壊す」「精神をやられる」「モチベが続かない」「人間関係」「想定外が多い」などなど…。

体を壊す、精神的にキツイなどは現実にあります。入院、離婚、自ら命を絶った。など…、知っている人でもいます。

だけれども、、
このようなことも売上げが低いことが要因ではないでしょうか。

例えば、「体力がキツイ→体を壊す」は、売上げが増えれば、「休業日を増やす」「営業時間を短くする」ことが可能です。※カフェと関係のない病気の場合は別。

売上げがすべてではありませんが『飲食店経営者の悩みの多くは、売上げアップで解消に向かう』と私は考えています。

カフェの売上げアップの近道

売上げを上げる方法

あなたは、「目の前のお客さまを喜ばせるため」に頑張っている。

美味しいものを提供して、よい接客をすれば自然と売上げが上がると信じて…。

美味しいものを提供して、よい接客をしていれば「いつの日にか売上げが上がる」ことはほとんどありません。残念ながら…。

あなたのお店が味や接客などで評価されるのなら、すでに売れているはず。地域で抜きん出た腕があったり、商売センスがあれば、すでにお客さまが溢れているでしょう。

もし、そうでないとしたら、、

売上げを上げるための仕事に取り組んだほうが良いのではないでしょうか?

  • 「売上げを上げる3つの方法」を知っていますか?
  • 「売上げの方程式」「集客の方程式」を知っていますか?

売上げアップの近道

売上げアップの近道は、お客さまを増やすこと=客数アップです。

どんなに良い商品(良質なコーヒーや美味しいフード)があっても、お客さまが少なければ売上げは低い。さらに良い商品を開発してもお客さまが増えなければ、売上げは上がりません。

絶対にうまくいく経営計画も、お客さまが来なければ(増えなければ)意味がありません。逆に、少々コストがかかっても、お客さまがたくさんくれば、飲食店が赤字になることは稀です。

商品開発やメニューの見直し、材料や仕入れ先、接客の改善も良いのですが、売上げアップをしたいのなら「客数を増やす仕事=集客」です。

売上げアップの近道

集客という仕事をする

「仕入れ」や「仕込み」や「調理」や「接客」などと同じように「集客」をする。

集客は大切な仕事の一つです。

「時間がないから集客ができない」という言葉は、「時間がないから仕込みができなかった」とか「忙しいから仕入れを怠った」と同じです。

すでに集客している?

SNSやチラシ、店頭告知などをやっている人が多いと思いますが、それ集客です。

多くの人が何らかの形で集客しています。無意識だとしても。

折角やっているのに活かせていないとしたら、もったいない。

時間とお金と手間をかけてやるのですから、しっかりと「仕事」の意識を持ち、お客さまが増えるようにやってみませんか?

飲食業の仕事を頑張るだけでは厳しくなっている

売れているお店は集客している

スタバやコメダ珈琲、UCCなどが売れているのは、美味しいからでしょうか?

違いますよね。個人店のほうが美味しい。

安いから?
違います。

行ってみればわかりますが、チェーン店のカフェは思ったより安くないです。

有名だから?は正解の一つ。

何で有名なのか?
宣伝してるからです。

宣伝=集客です。

フラペチーノに乗せられるのも宣伝=集客の効果です。

個人店でもぐるなびやホットペッパーに広告を出している店は売れている店が多い。

ネット集客やチラシの集客を一人で頑張っているカフェオーナーもいる。売れている店は“現場”以外でも頑張っている。

チェーン店や大手企業や広告出す店をディスってる人がいますがナンセンスです。

もっと言うと、集客を怠っていて「チェーン店じゃなくて地元の店に行きましょう!」などいうのはナンセンスの極み。

有名で何が悪いんですか?広告を出して集客して何が悪いんですか?

お客さまは行きたい店に行くのです。
それ以前に知らない店には行くことができないのです。
知っている店にしか行くことはできないのです。

集客や宣伝は、カフェに行きたい人に自分のカフェを知ってもらう「善」でしかない。

「集客とかしないで、自然に売れるのが最高」「口コミでジンワリ広がって欲しい」そう思うのは自由です。

ですが「頑張って集客をする」「自分のカフェの良さを伝える努力をする」ほうが素晴らしい。

もっと言えば「集客しないで、売上げが今一つの店」と「集客して売れている店」は、後者が素晴らしいと強く思う。

何故なら『売れている店は、たくさんの人を喜ばせているから』です。

多くの人が口にする言葉「お客さまに喜んでもらう」

売れている店は、たくさんのお客さまに喜んでもらっているのです。だから素晴らしい。

「売上げがイマイチでも好きなことやっているから満足」ならそれでもいいのですが「一人でも多くのお客さまを喜ばせたいから集客を頑張っている人」が素晴らしいと思います。

集客をし、たくさんのお客さまを喜ばせ、売上げをアップし、経営を安定させ、素晴らしいカフェを続ける。

個人商店が右肩下がりの中でも、そんな素晴らしいカフェが増えることを願っております。