「お客産は待ってくれない」 は、本当か?

お客さまは待てないは本当か? カフェ・飲食店運営

今まで接した多くのカフェオーナーやスタッフは「待たせる」ことを気にしていました。

はたして、本当にお客さまは待てないのでしょうか?

「5分余計に待って美味しい紅茶が飲める」のと「待たないでイマイチの紅茶を飲める」のは、どちらがお客さまは嬉しいのでしょうか?

私の場合は、多少待っても美味しいほうが良いです。

何故なら、カフェに行く時は、時間がない時ではなくゆっくりする時だからです。少しくらい待っても気にならない。早く出てきてもマズイのは最悪…。

とはいえ、これは私の場合であって、客層やお店のコンセプトによっては、早いほうが良い場合もあるでしょう。

答えは「お客さまのみぞ知る」です。

コンセプトが曖昧だと答えは見つからない

多くのお店がコンセプトやターゲットが曖昧なので、ターゲット以外のお客さまのごく小さなクレームを気にしたり、ちょっと“待たせてる感”が出たりするだけで「勝手に待たせてはいけないという思い込んでいる」のだと思います。

「お客さまは待てない」は、“お店の人の思い込み” だと私は考えています。

まずは、コンセプトとターゲットを明確にしてください。

コンセプト、ターゲットによって「多少待ってもらっても美味しいモノを提供すべき」なのか「少しでも早く提供すべき」なのかを考えてください。

「多少待ってもらっても美味しいモノを提供すべき」だと思ったのなら「チキンと作るけど、できるだけ早く提供できるように努力する」と同時に、「接客でどのようにフォローする」のかを考える。

「少しでも早く提供すべき」だと思ったのなら「メニュー内容やオペレーションなどを見直すべき」です。

そして、お客さま(ターゲット)、コンセプトに合った集客をすべきです。

ただし、、、美味しければ、遅くても良いわけではありません。

早いほうが良いに決まっている

勘違いしないでください。

遅くても良いわけではありません。早いほうが良いのです。早ければ早いほど良い。それがプロです。

「味を疎かにしてまで速度を重視すべきではない」ということであって「美味しければ遅くても良いのではありません」。ゆっくりならば、マイペースなら素人でもできます。

お客さまが求めるペースで商品が提供できないのはお店が悪い。

忙しい、人手が少ない、料理の経験不足などの理由で、“お客さまが「待たされている」「遅すぎる」と思った”のなら、2000%お店が悪いです。

「お客さんは待ってくれない」などというのは、言い訳ですし、責任転嫁。“逆切れ”みたいなものです。

忙しくても早い。尚且つ正確で美味しい。それがプロ。

代金は、商品を提供する代わりにいただくと同時に『お客さまに喜んでもらった対価』であることを忘れないで欲しいです。

その代金=お金は、『お客さまが汗水たらして働いて得た大切なもの』『大切なお金をいただく』のです。

自営業者は、お金の大切さ、お金を得ることの難しさを身にしみてわかっているはずです。

自己都合を優先するのではなく「お客さまを喜ばせる」ことに全力を尽くしてください。その積み重ねが、売上げを上げるのです。