
こんにちは紅茶専門店ティークラブの堀内です。
自営で仕事をしていたよかったなと思うことが、ここ数年多くなっています。
好きなことをしているのはもちろんのこと、ある程度時間の自由がきくのが大きいです。
突然ですが、一人暮らしの母が入院していたのですが、先日退院しました。
重い病気はありませんが、一人暮らしなので、しばらくの間長野県の実家に帰っておりました。朝昼晩の食事を作ったり、掃除をしたり、リハビリの面倒をみたりをしていたんですよね。ちなみに、入院した際にはコロナの影響で立ち会うことができませんでした。
その間一週間事務所(仕事)を離れておりました。
はじめの頃は少しずつではありますが、スマホで仕事らしきことをしていました。仕事をしない不安があったんですよね。徐々に仕事をしないモードに体が慣れていくと、必要最低限のことしかしなくなりました。
これは自営で仕事をしているからではなく、実店舗型の仕事ではないからできる一面もあるでしょう。ですが、店舗であってもなくても考え方でどーにでもなることもあると思います。
根拠のない不安がある
私だけかもしれませんが、仕事をしない不安があり、仕事をしているだけ安心があったりするんですよね。昭和の人間には多いような気もしますが…。
休むとお客様が離れる不安。ライバルに移るんじゃないかという不安。私はこの不安はありませんが、飲食業の人はよくこれ言いますよね。
高齢化社会になり、親の老後や自分の老後も気になるのではないでしょうか。
それ以前に目の前の売上げを上げることに精一杯の人がいるかもしれません。
一人一人、一店舗一店舗、一事業一事業状況は違います。
ですが、好きなことを自営で仕事にしているのは同じです。
雇われていても自営でも、ある程度の年齢以上になったら不安がなくなることはないでしょう。生きているだけでも不安がある。けれども自営業者は少しでも不安を減らして、自信をもって仕事にのぞみたいですよね。
好きなことをやるよさを出すために。
根拠のある自信を見つける
好きなことをやるよさを出すためは「絶対的な自信のあること」を見つけるのがいいと思う。
商品でもいい、メニューでもいい、味や腕でもいいし、接客や店作りでもいい。コンセプトだったらいうことないでしょう。
私の場合は、商品には自信を持っていますが、紅茶は嗜好品。好き嫌いがすべてです。絶対的によい商品なんてないと考えています。ですが、「誰に売るのか」は整理できています。そこがまずまずうまくいっているポイントじゃないと考えています。全人類がお客様だと思っていた時は空回りばかりでした(笑)。
また、商品やメニューような流行やライバルに左右されるものではない「なにか」を見つけると強いです。コンセプトなどはこれに当て嵌まります。
私の場合は「自分で集客する」です。口コミやマスコミ、紹介など他人をあてにするのではなく自分で集客する。
「集客こそ正義」「集客最強」を信じています。
何でもいいのですが「信じる」のが大切です。信じるためには結果が必要。結果が付いてこないと信じられないですからね。根拠のない自信でもいいのですが、私はそんなに心が強くないので、根拠がないと折れます。
自分で集客するのはとても難しいです。骨が折れます。心も折れたります。いろんなことを考え、整理し、まとめ、伝える必要があります。そこを乗り越えられた、ポイントをつかめたと感じたのは大きな自信になっています。
また、集客といえども好きなことや得意なことを生かし、苦手なことはなるべくやらないのはポイントですね。嫌々やってもうまくいくわけありませんからね。
好きなことをやるのは簡単ですが、好きを仕事にするのは難しい。何年もやり続けるのはもっと難しいです。
好きを仕事にした人、好きなことをやり続けている人と一緒に頑張っていきたいです。末永く好きなことをやり続けたいですね。
それでは、また。