
こんにちは。紅茶専門店ティークラブの堀内芳昌です。
今更ながらSDGsの本を読みました。SDGsって何となくは分かるけど、詳しいことはよくわからなかったりするので、もう少しだけ知っておきたいと思ったんですよね。そこで本を読んでザックリとですが勉強をしてみました。
読んだのは以下の5冊
- 数字でわかる!こどもSDGs:秋山宏次郎
- こどもSDGs:秋山宏次郎
- SDGsの考え方と取り組みがこれ1冊でしっかりわかる教科書:バウンド
- 日本のSDGs:高橋真樹
- コーヒーで読み解くSDGs:Jose・川島良彰・池本幸生・山下加夏
どの本も読みやすく分かりやすくて勉強になりました。
こどもSDGs
タイトルの通り子供向けなので、必要以上の解説はなくシンプルで分かりやすい。それでいて、子供だましではなく、必要最低限の基本はしっかりと学ぶことができます。
SDGs初心者が一冊だけ読んで大枠を掴むには「こどもSDGs」がおすすめです。
ちなみに、「数字でわかる!こどもSDGs」は似たような内容。かぶっている事柄多いので、「こどもSDGs」で十分だと思います。
SDGsの考え方と取り組みがこれ1冊でしっかりわかる教科書
「SDGsの考え方と取り組みがこれ1冊でしっかりわかる教科書」は、こどもSDGsを詳しくしたような内容。こどもSDGsは大枠を掴むイメージで、「SDGsの考え方と取り組みがこれ1冊でしっかりわかる教科書」は、概要と詳細の両方が書いてあります。まさに教科書的な感じで、もれなく学べるイメージです。
本を読むのが好きで、しっかり学びたい方が一冊だけ読むのならこちらがおすすめです。
私は初心者なので、「こどもSDGs」を読んでから「SDGsの考え方と取り組みがこれ1冊でしっかりわかる教科書」を読んだので、より一層理解が深まったと感じました。
日本のSDGs
「日本のSDGs」は、上記のどちらか読んでから読むことをおすすめします。やや変化球だからです。すでにSDGsに詳しい方はよいのですが、そうでないと戸惑うかもしれません。
とはいえ、日本のSDGsは、日本企業のSDGsの取り組み方の問題点を指摘したりしているので参考になる点は多いです。基本を学んでさらに知りたい方は読んでみるとよいでしょう。
コーヒーで読み解くSDGs
この本は正直、微妙でした。SDGsとしては。川島良彰氏の本は確か2冊読んだことがあり、他書はよいと思いましたし川島氏が取り組んでいることも素晴らしいと思いますが、本書はちょっと売り手思想の微妙な感じが出ていると感じました。コーヒーのことはよいことが書かれていますが、SDGsに関しての内容は誤解を招く恐れがあるのではないかと思いました。
コーヒーが好きだからまずこの本から読んでみようは、SDGsを学ぶにはおすすめしません。基本を学んだあとに「日本のSDGs」と一緒に参考程度に読むのがよいのではないでしょうか。
最後に
大枠から少し詳しい内容、そしてちょっとした問題点まで学べました。なかなかよいチョイスだったと思います。
とはいえ、これからですね。学んだだけは意味がありませんから。しかにして実践するかです。
私は元々天然素材が好きでプラスチックや化学繊維などは好みません。そういう意味では、すでに多少は貢献している気もするし、天然素材ならいいのかというとそんな簡単なことではない気もします。
仕事は元から売上げや利益だけを追求してるわけではないけど、輸入物を扱っているのですから、多少はよろしくない面もあるのだなぁと思ったりもします。とはいえ、味や品質のよい商品を届けるのは使命だと思っていますから、輸送が近いだけは選ぶことはできないんですよね。そして、コーヒーで読み解くSDGsでも感じましたが、仕事とサスティナブルはとても難しい関係性だと思います。伝え方を含めると尚のこと…。
理屈をこねていても仕方ないので、できることからやっていきます。そして、SDGsを取り巻く環境や状況の移り変わりを見ながら対応していきたいと思います。
それでは、また。