集客をするために一番初めにやること

カフェのターゲット設定 カフェ集客の基本律

集客をするために一番初めにやることは、あなたが喜ばせたい人を絞り込むことです。

ビジネス用語でいう「ターゲットを決める」

ターゲット=「見込み客」とも言います。

ターゲットは、本来、カフェをはじめる前に決めること。

なぜなら、ターゲットが決まらなければ、コンセプトを決められないし、出店場所もメニューも価格も決められないからです。

ですが、ほとんどの人がターゲットを決めていない。正確に言うと「ターゲットが曖昧過ぎ」です。

例えば、「女性」とか言うの論外として、「30~40代の女性」とか「ママや主婦」「OLや働く女性」などもNG。「ケーキが好きな人」「地元の人」などもNG.

30歳の人と40歳の人は全然違う場合もあるが、20歳の人と40歳の人が同じ場合もある。主婦の場合、専業主婦と働く主婦では、考え方や生活環境が違う。

曖昧なターゲットでは、決めていないのと同じです。

とはいえ、すでにカフェをはじめている人に「決めてなきゃダメですよ!」と突っ込んだところで意味はありません。

『今すぐにターゲットを決めてください。』

今からでも間に合います。

ターゲットが曖昧なまま、あれこれ悩んで迷走するより『ターゲットを決め、進む方向を決めたほうが良い』。

ターゲットが曖昧でも、売れているならそれで良い。ですが、売上げを上げたいと思っているのなら、ターゲットを明確にしてください。

朗報!ターゲットが決まっていない人は、売上げがアップしやすい?

ターゲットを決めなくて良いという意味ではありません。

今、ターゲットが決まっていないのなら、ターゲットを決めれば、売上げがアップしやすいということです。

逆に、ターゲットが決まっているのに、売上げが上がっていない人は、危機的な状況かもしれません。

ターゲットが決まっているのに、売上げが上がらないのは、「需要がないことをやっている」か「ターゲットを喜ばせることができてない」可能性が大です。

だとしたら、そーとー厳しい…。

『実は私も決まっていなかった』

偉そうなことを言っていますが、私もターゲットが決まっていませんでした。
紅茶の販売では、「紅茶が好きな人」くらいで明確なターゲットはなかった。
だから、紅茶に興味が少ない人にも「紅茶の美味しさを知って欲しい」なんて欲張ったりしていました。ターゲットが曖昧だとこうなるのです。
「紅茶が好きな人」でもゆるいのに、好きじゃない人にまで対象を広げている。誰でもいいって感じですよね…。これじゃ、「売れるものも売れない」
ターゲットを決めてからは、迷いが減り、悩みが減り、売上げがアップしました。ターゲットを決めるだけで、商売は良い方向に進みます。

ターゲットを決める理由?

  • 需要と供給の接点でしか商売は成り立たないから
  • カフェの中身をターゲットが喜ぶ内容にするため
  • 個人商店は、特定少数に対する少量消費だから

需要と供給の接点でしか商売は成り立たないから

商売や仕事は、需要と供給の接点でしか成り立ちません。

需要と供給の接点を作るために、先に「需要=見込み客=ターゲット」を明らかにしておくのです。「ターゲット(見込み客)がいる」ことが「需要がある=商売として成り立つ」第一歩。

需要(ターゲット)を先に考えないと独り善がりになりやすい。需要って思ったほどないですから…。

カフェの中身をターゲットが喜ぶ内容にするため

あなたは、喜ばせいたい人や役に立ちたい人がはずです。

ターゲットが喜ぶカフェにするためには、先にターゲットを決める。そして、カフェの中身をすべてターゲットが喜ぶ内容にする。

例えば、

「38歳の働いていないママが一人で来店するカフェ」だとしたら、この内装にして、このメニューにして、このサービスにしようと思うわけです。

「38歳の働いていないママ」を喜ばせたいから、集客をする。38歳の働いていないママに響く「SNSの投稿は、こんな感じ」とか「キャッチコピーはこれで、文章の書き方はこうだ!」となるわけです。

20代の働き盛りの男性と定年を迎えた男性では、食べ物の嗜好や求めるボリューム感が違う。昭和の人間と平成の人間では、考え方が違う。

となれば、当然、カフェの内容も集客の方法も変わってくる。

個人商店は、特定少数に対する少量消費だから

大手企業は、幅広い層の大量消費

大手企業は、大量生産、大量消費を前提とし、一人でも多くの消費者にむけての販売戦略をとります。

テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などのマス・メディアやまたインターネットを使い、画一的な宣伝を行い、市場シェアの大量獲得を狙う。それには、細かいターゲット設定は、不向きです。

幅広い消費者に大量に販売するには、ゆるいターゲット層が適しています。

【例】
大量消費を狙う化粧品のCMには、多数の女性タレントが出演している。ターゲットが幅広いのでいろいろなタイプのタレントを出演させるのです。もし、仲間由紀恵さんしか出演していなければ、イメージの違う女性は敬遠する可能性が高くなります。だから、いろいろなイメージの人を登場させるのです。

50代以上などに多少絞り込んだものでも数人のタレントが出るのは、イメージを狭くし過ぎないためです。

個人商店は、特定少数の少量消費

個人商店は、大量生産、大量消費ではない。

一日の客数にしても数十人~100、200人程度のお店が多いのではないでしょうか。

元々客数が少ないのですから、幅広い層にアプローチをして、広く浅く来店促すのではなく、特定の層にアプローチするのがおすすめ。

そのためにターゲットの設定をする。

化粧品の例でいえば、仲間由紀恵さんに良い印象を持つ人だけが買ってくれればOKという感じ。

カフェの集客イメージ

なぜ、ターゲットが決まらないのか?

ほとんどの人が自分のやりたいことだけ考えるから、ターゲット決まらないのです。

やりたいこと“だけ”が言い過ぎだとしても、「自分のやりたいことを一番に考える」からターゲットが決まらない、曖昧なのです。

先に、ターゲットを決める。

次に、ターゲットが喜ぶことで、自分がやりたいこと、自分のできることをやる。

勘違いしないでください。
勘違いしないでください。←2回言います。

「自分がやりたいことをやるな」という意味ではありません。

「お客さんに合わせる」という意味でもありません。

自分がやりたいこと、好きなこと、得意なことをやる。「先に相手を決める」それだけのこと。

ターゲットが曖昧な人は、売上げが低いとお客さんに合わせようとします。来店した人が喜べばいいという感覚。錯覚と言っていいかもしれない。

お客さまの声で作ったメニューやサービスなどが代表的。ターゲットの声なら良いのですが、ターゲットじゃないお客さまの声を聞くと多くの場合、乱れていきます。そして、何をやればよいのか分からなくなる。

需要と供給の接点が商売になる

お客さんが来なくなるのでは?

“ターゲットを決める”のは分かるけど、「ターゲットを狭くするとお客さんが来なくなってしまうのでは?」

何人かに言われた言葉です。

この質問には2つの答えができます。

  1. ターゲットが来ないのなら商売として成立しない
  2. ターゲット以外の人も来る

ターゲットが来ないのなら商売として成立しない

ターゲットで商売が成り立たないのなら、その商売は成立していません。「供給が需要を下回っている」のを自分で認めているのですから。

一日50人なら50人ターゲットで埋まってこそ、その商売は成りつわけです。

そうは言っても、、「38歳の働いていないママ」が一日50人来店するわけではないのです。「ターゲットと同じような人」が来店すればいいのです。

もっと言えば、「38歳の働いていないママ」をあなたが喜ばせるために考えたコンセプトに共感した人が来店すればいいのです。たとえ、それが30歳のサラリーマンであったとしても…。

ターゲット以外の人も来る

ちょっとキツめのこと言いましたが、現実にはターゲット以外の人も来ます。

会員制、紹介制などにしない限り、ターゲットしか来ないなんてことはありません。女性客しかいないカフェに平気で入る男性客もいるんです。私ですが(笑)

逆に、来て欲しくない人も来てしまって困っている店があるくらいです。←これは自分(集客法)が悪いんですけど…。

もし、ターゲットしか来ない集客ができるのなら、超狭いターゲットでも絶対にお店を満員にできます。
ターゲットしか来ないようにできるのは、超ウルトラスパーにすごいライティングのテクニックがあるからです。
そんな人は「道端の石ころを高値で売れます」「100円のペンを10000円で売れる」集客なんか超余裕。カフェを辞めてコピーライターになったほうが良いくらい…。

話を戻すと、一人に絞り込んだターゲット設定をし集客をしても、お客さんが来なくることはありません。

むしろ、逆。

一人を喜ばせることができない人が大勢を喜ばせることはできません。一人を確実に満足させることの積み重ねが大きな売上を生みます。

最後に、、

ターゲットは、年齢や性別、職業などを決めることではありません。

「タバコが吸えなくて困っている人」明確なターゲットです。もちろん、喫煙者のためのカフェにするのは言うまでもありません・・。